はじめに
こんにちは、taiです。
みなさんは、肩を挙げた際に肩周りに痛みを生じたことはありませんか?
今回は、原因の一つとして腋窩神経と呼ばれる神経を障害した際に生じることがあるので、それについての原因と自分でできるセルフエクササイズについて述べていきたいと思います。
内容
まず痛みが生じる肩周りの場所は下図のような箇所です。
下図に示す三角筋という肩の外側の筋肉が、肩を挙げた際に痛みがある場合は、今回お話しする腋窩神経の圧迫が原因の可能性があります。
腋窩神経とは、下図に示す肩甲骨の後面にある赤丸で囲まれた箇所を通る神経で、見ての通り筋肉に囲まれたこの狭い部分を通っています。
何となく想像がつくかと思いますが、腋窩神経の周りの筋肉が硬くなり、このスペースが狭くなってしまうとどうでしょうか?
この神経が圧迫されそうではないでしょうか?
また、腋窩神経は上で示した三角筋という肩を挙げる筋肉を支配しています。
よって、このスペースの狭窄により、腋窩神経が圧迫されると肩を挙げる際に痛みが生じてしまうのです。
では、実際にどのように対処すればよいでしょうか?
対処法としては、硬くなった筋肉をほぐすことでこのスペースを広げて腋窩神経の圧迫をとってあげることで軽減が図れます。
具体的なセルフエクササイズとしては、下図に示す脇のくぼみを親指等でつまんで前後にマッサージを行ってみて下さい。
20-30秒ほどマッサージをしてみて肩を挙げてみて下さい。
このマッサージにより肩の痛みが軽減した場合は、腋窩神経の圧迫が問題であったと推測されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、肩の外側の痛みについての原因とセルフエクササイズについて説明しました。特に、腋窩神経の周りの筋肉は硬くなりやすく圧迫されやすいので、一度試してみて下さい。痛みがなくても肩の挙上がしやすくなったりもしますよ。
また、肩の痛み以外に腕の痺れなどがある場合は、更に根本の首の問題等もある為、症状が続く場合は受診も検討して下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。