セラピスト向け

赤ちゃんの発達段階から学ぶ、寝返り・起き上がりへのアプローチ(STEP4:DNSのポイントまとめ)

まとめていきましょう💡

 

おさらい…
【DNS:Dynamic Neuromuscular Stabilization】

・DNSとは、日本語にすると、動的神経筋安定化・発達運動学的アプローチです。
・運動発達学に基づいた、『腹腔内圧の調節』『深部脊柱安定筋の活性化』による機能的安定性を基礎とした身体の運動基礎理論であるとされています。

 

STEP 4:STEP 1~3のDNS治療・評価のポイントまとめです

【まとめ】

・発達の視点から理想的な姿勢を定義する

・患者のとっている姿勢と発達姿勢と比較する

・局所だけの不全はあり得ず、常に連鎖で起こる漸進的なパターンが阻害される

・通常全ての関節が機能的に中心化(拮抗筋の協調的な収縮→STEP2記載)されると、全身の支持機能は生体力学的に理想的なパターンで起こる

・正常な中枢神経系の成熟があって初めて可能となる

 

 

  

【一連の流れを知る『Czech Get-up』をやってみよう!】

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Czech Get-up以外にも腹臥位や四つ這いの姿勢など様々なアプローチ方法があります。比較的にYouTubeにて検索すると情報が多くでてくると思います。

興味があれば、一度やって自分でやってみてもいいかもしれません💡

 

発達段階に沿って治療を展開していくことを考えると、ベッド上でもやることがありそうです。
歩く許可や、歩ける時期じゃないから歩く練習はできないは違います。歩くための前段を考えてアプローチするときっと効果的なリハビリになるでしょう。

今できること、今の環境だからこそできること、として考えて治療を進めてみてはどうでしょうか?

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